1999年に完成したデンマーク王立図書館(新館)は、黒色花崗岩を使用した外壁により、
通称「ブラックダイアモンド」と呼ばれている。
古い建物が並ぶコペンハーゲンの中でかなり異彩を放つ建築であり、
竣工当時にはデンマーク国民の間でも賛否両論があったとのこと。
僕個人の感想としては、運河沿いに建っているというロケーションもあり、あまり違和感は持たなかった。
設計はデンマークで一番旬な建築家のひとり、シュミット・ハマー・ラッセン。
<DATA>
Address:Sorens Kierkgaards Plads,Kobenhavn C
Tel:33 47 47 47
Opening Hours:Mon-Fri 10:00-19:00 Sat 10:00-14:00
URL:http://www.kb.dk
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| 外観。右手が運河で左手が旧館。写真の通り、図書館前は大きな広場になっており、
本を読むのに疲れたら、この広場でリフレッシュすることもできる。 |
少し離れたところから見た新館(右手)と旧館(左手)の写真。昨今日本においても、
安藤忠雄
が手掛けた東京上野の国際子ども図書館の増築工事などがあったが、今後このような増改築の仕事は、
日本、デンマーク双方で増えてくると思う。 |
1階のブックショップ。
建築、アート関連などが充実している。この他1階には2つのカフェがある。 |
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| 1Fから2Fへ上がるエスカレーター。外観同様こちらもモダンなデザイン。
ちなみに、日本でも最近「カルフール」などで見られるが、階段ではないこのタイプのエスカレーターはデンマークではよく見かける。
ユニバーサルデザインへの配慮だろう。 |
エスカレーターを上がった2Fロビーの様子。左手方向が旧館への連絡通路。 |
2Fにて新館方向から、旧館方向を見る。新館のモダンなロビーから、
まるでタイムスリップするかのように、クラシックな雰囲気に変わっていく。 |
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| 旧館内のロビーの様子。サークル状の天井照明器具がとても印象的。 |
旧館では、日本でも多くの図書館で採用されているMagnus Olesen社の家具が並んでいる。
見た感じ新しく新調していると思うが、家具の塗装、座のファブリックなど、旧館の雰囲気ととてもよく合っている。 |
旧館内閲覧室。多くの光を取り込む窓、クラシックスタイルの家具、照明など、
とても落ち着いた雰囲気。この後、紹介する新館閲覧室とはまったく違う雰囲気。 |
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| 新館3Fから、運河方面を見た写真。
光を多く取り込み、また運河を借景とする大きな窓と、高い吹き抜け空間が気持ちいい。 |
新館閲覧室。写真ではわかりにくいが、こちらではFritz Hansen社のKEVIチェアが使われている。
上下昇降などの機能がついた、シンプルな形状ながら、多くの建築家に愛されているチェア。 |
トイレ内洗面台の写真。たとえ、トイレであってもデザインに対して一切の手抜きがない。
これは私見だが、僕は建築を見る際、必ずトイレをチェックするようにしている。
トイレのデザインがいい建築は、概してデザイン性の高い建築が多いと思っているからだ。 |