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Copenhagen Airport(コペンハーゲン・カストラップ国際空港)
“世界で一番美しい空港”と呼ばれるコペンハーゲン・カストラップ国際空港。
ヨーロッパのハブ空港のひとつでもあるこの空港は、旅人が迷うことがないように計算された導線や、
適切な場所へ導くサイン計画などの機能とともに、モダンな建築、デンマークデザインの家具を配した空間などのデザインの面においても、
利用する人々を楽しませてくれる。
“国の顔”ともいえるこの場所は、巨大なデンマークデザインのショールームなのだ。
日本から直行便にてデンマークを訪れる人々はターミナル3を利用する。
到着ロビーを抜けて、ガラス張りの空間に映し出される透明感のある空の色を見たとき、
あなたはデンマークへ到着したことを実感することだろう。
この1998年に増設されたターミナル3は、旧ターミナルの設計に引き続き、ヴィルヘルム・ローリッツェン事務所が手がけている。
この到着ロビーを少し進むと、デンマークの巨匠のひとり、ポール・ケアホルムがデザインした名作
PK22チェア
が並んでいる。
ミニマリズムを体現しているこの椅子は華奢な印象を与えるが、年中旅人が行き来するこの場所で使われているのだから、
その耐久性については疑う余地もない。
ちなみに、この椅子は日本でも購入することができる。革張りの仕様で、379,050円(税込み。2006年5月現在)。
この椅子が、ロビーに何十脚も置かれているという状況がうらやましい。
盗む人とかいないのだろうか?といらぬ心配をしてしまう。
楽しい旅行が終わり、デンマークを後にするとき、出発ロビーにてまたデンマークデザインの名作椅子が見送ってくれる。
ここで見送ってくれるのは、デンマークの空を連想させるブルーの布が張られたTWINソファ。
ルッド・チューゲセンとジョニー・ソーレンセンという現代デンマークを代表するデザイナーふたりの共同作品だ。
ひととおり、免税店を見てまわった後はこのソファに腰掛け、デンマーク旅行の楽しかった日々に回想するのもいいだろう。
ちなみに、この空港には搭乗案内がない。
静かな環境は居心地がいいのだが、日本での過剰なアナウンスに慣れていると戸惑うかもしれない。
魅力的な免税店に夢中になりすぎて、また、あまりのソファの居心地のよさのために、搭乗する飛行機に乗り損ねぬようご注意を。
この空港をテーマにした「
Copenhagen Airport
」というコンピレーションCDが発売されている。
美しい空と飛行機のジャケット写真と、CDから流れてくる音に身をゆだねていると、
きっと美しい空港の情景が浮かんでくることでしょう。
(こちらのコラムについては、竢o版社発行「
北欧スタイルNo.6
」にて詳しくお読みいただけます。)
<DATA>
URL:
http://www.cph.dk/
ポール・ケアホルムがデザインした名作
PK22チェア
ルッド・チューゲセンとジョニー・ソーレンセンという現代デンマークを代表するデザイナーふたりの共同作品TWINソファ
ジョージ・ジェンセンなどデンマークを代表するブランドの免税店が軒を連ねている
Web
flighttodenmark.com