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ここでは、デンマークでの日常を生活者の視点で綴っています。

No.51−No.60   (2005年5月−2005年7月)
No.41−No.50   (2005年3月−2005年5月)
No.31−No.40   (2004年12月−2005年3月)
No.21−No.30   (2004年10月−2004年12月)
No.11−No.20   (2004年9月−2004年10月)
No.01−No.10   (2004年8月−2004年9月)



No.20 2004年10月21日−23日 「ORGATEC」

「ORGATEC」
耳慣れない人も多いかと思うが、2年に1度ドイツのケルンメッセで開催されるコントラクト家具(公共施設・病院・学校向けの家具)、
オフィス家具の国際家具見本市。
ミラノサローネやロンドンの100%デザインなどが、どちらかというとホームユースの家具にスポットを当てているのに対して、
こちらは完全にコントラクトユースの家具にスポットを当てている。
コントラクト業界に携わる人達にとっては、今のヨーロッパのトレンドを計るとても意義のある見本市。
詳細については、また別の機会に紹介することにして、今日はケルンの街並みとともに、ほんのさわりだけ紹介。
(詳細はJAPAN DESIGN NETにて)
ORGATEC1 ORGATEC2 大聖堂と美術館
vitra社のブース。 地元ドイツからの世界的に有名な家具企業のブースということもあり、多くの人で賑わっていた。 壁に貼り付けたデザイナー家具は、さながらvitra Design Museumのよう。 こちらはHerman Miller社のブース。vitra社同様こちらも多くの人で賑わう。 vitraに比べると、オフィス家具の要素がより強いため、スーツ姿の人が目立つ。 アーロンチェアに新しいカラーが加わったようだ。 朝、会場へ向かって歩いていた時に撮ったケルンのシンボルである大聖堂とルートヴィヒ美術館。 普段はグレーのルートヴィヒ美術館の壁が、朝日を受けて黄金に輝いている。

No.19 2004年10月13日 「閉ざされた住宅」

ここ数日体調が優れない。デンマークでは、みるみる日没が早くなり、それに伴い気温も急速に下がってきた。
朝晩の一番冷え込む時間帯は、1〜2度程度。でも、部屋の中は暖かいので、着るものの調節が大変なのだ。
今日はせっかく授業がないので、コペンハーゲンにでも行こうと思っていたのだが、学校の近くを散歩することに。
学校から徒歩10分くらいのところに、世界の集合住宅史に影響を与えたといわれるキンゴー・テラスハウスがある。
設計者はここデンマークでは、アルネ・ヤコブセンと並び称される偉大な建築家ヨーン・ウッツォン。
シドニーオペラハウスで有名な建築家だ。(詳細はARCHITECTUREにて)
kingohouses1 kingohouses2 kingohouses3
平屋の集合住宅が並ぶ。前面道路に対して外部の開口部は限られ、採光用の小さな窓があるのみ。 レンガ壁と瓦屋根の建物が、まわりの景色とうまく調和している。 裏側へまわると、逆に採光が十分とれるように、大きな窓と中庭が広がっている。 ここで、家族水入らずの時間を思い思いに過ごすのだろう。 敷地内には池がある。かなり大きな敷地に60戸程度の家が並ぶ。 バスが通る道から少し中に入ったところに、これだけ豊かな環境があるとは夢にも思わなかった。

No.18 2004年10月9日 「フリーマーケット」

デンマークのフリーマーケットはだいたい4月に始まり10月には終わってしまう。
気づけばもう10月、早く行かないと来年の春まで行けなくなってしまう。
そういうわけで、今日は韓国の友達とポーランドの友達と連れ立って、コペンハーゲンのフリーマーケットへ。
特に今日はいつもの屋外でのフリーマーケットに加え、屋内の大きな会場でもフリーマーケットがあるとのこと。
どのようなお宝を見つけられるか楽しみ・・・
fleamarket1 fleamarket2 fleamarket3
Norreport駅からすぐのイスラエル広場で開かれているフリーマーケットの様子。 先日までは、多くの店と人で賑わっていたようだが、気温がかなり低いこともあり、店も人もまばら。 個人での出店がメインということもあり、価格はかなり安そう。 家具から、アクセサリーから、手作りのものから、マネキンまで。 実用的なものから、ガラクタのようなものまで、いろいろなもので出会えるのが、フリーマーケットのひとつの魅力。 マネキンの値段、聞いておけばよかった・・・ ここはForumというメトロの駅にある展示会場でのフリーマーケット。 イスラエル広場とは違い、ものすごい数の店と人・・・価格は少し高く感じたが、半日くらいいても退屈することはなかった。 ここではおもちゃとインテリア雑誌を購入。 カイ・ボイエセンのおもちゃも見つけたが、フリーマーケットといえども高かったので購入は断念。 入場料は25KRかかるが、参加してみる価値あり。(1DK=約18円)

No.17 2004年10月2日 「コペンハーゲン西口」

ここ3回ほどDIARYでスウェーデンが続いてしまったが、再びコペンハーゲンへ。
日本の旅行会社のツアーなどでは、1日多くて2日程度で通りすぎてしまうほど小さな街だが、
来れば来るほど新しい発見があるなかなか興味深い街である。
今日は、ガイドブックでは“ホテルの多くある場所”というぐらいしか紹介されないコペンハーゲン中央駅の西口一帯を歩いてみた。
各国の食材を売る店や(アジア系が多い)、生活雑貨のお店が並ぶ下町っぽい雰囲気も残るエリア。
そういう中にデザイン感度の高い店も多く見受けられる。ここではほんの一部しか紹介できないが、
「DESIGN SPOT」のページで今後取り上げていく予定。
Girlie Hurly ANTIK tiger
中央駅からまっすぐIstedgadeを西へ向かったところに、このショップ「Girlie Hurly」はある。 カラフルな雑貨が並ぶ、見ていて楽しいお店。特に北欧のものをセレクトしているわけでもなく、幅広い地域からセレクトされている。 「Girlie Hurly」の近くにある名前の通りアンティーク家具を売る店。 中にはガラクタに見えるものもあったけど・・・中では職人らしきおじさんが一生懸命家具のリペアを行っていた。 多くのろうそくが並び、かわいらしい雑貨ショップかと思いきや、 これは日本でいうところの「100円ショップ」みたいなお店。こちらは、10DK及び20DK均一などで売られている。 このろうそくは4本10DKKで売られていた。ちなみに、この店は「TIGER」というお店でわりとよく見受けられる。(1DK=約18円)

No.16 2004年9月29日 「オアスン大橋を渡ってMalmoへ」

オアスン地区と言われるエリアが、昨今注目されている。
これはコペンハーゲン及びスウェーデンのマルメを指す地域のこと。
もともと歴史的にかかわりのある両都市であったが、2000年7月のオアスン大橋開通に伴い電車及び車で行き来できるようになり、
さらに結びつきは強くなった。
デザイン的にも、マルメはDavid designが拠点にしているなど注目されているエリア。
デンマークとはまた違う出会いがあることを楽しみにして、オアスン大橋を渡った。
フォルム・デザインセンター David design HAMRELIUS BOKHANDEL
フォルム・デザインセンターで行われていた展示会の様子。 スウェーデンデザイナーの作品がおもにテキスタイルを中心として展示されていた。 ここは1Fで2Fが家具などの展示とカフェ、3Fは雑貨などのショップとなっている。 北欧のテキスタイルはほんとうにかわいいデザインのものが多い。 寒い冬には家の中で過ごすことが多く、また人を招待することの多い北欧の家だからこそ、家具、 照明とともにテキスタイルデザインも発展してきたのだろう。 マルメの存在を有名にしたひとつのショップ及びデザイン集団「David design」。 オリジナルの他に、KARTELL社、arper社などの商品も含めたセレクトショップの形態をとっている。 価格帯も幅広く、店内には若い女性客の姿も多かった。 今回のマルメ訪問の中で最大のヒットだったのが、 偶然入ったこの「HAMRELIUS BOKHANDEL」というブックショップ。店内商品の品揃えはもちろんのこと、空間のデザインにおいてもかなりレベルが高かった。 蛍光灯の全般照明があたりまえの日本の本屋とは異なり、 ジャスパー・モリソンのGLO-BALLを天井からの照明に使用していたのが特に印象に残った。 そうかといって暗いということはなく、本を読むのに必要な明るさは十分に採れている。

No.15 2004年9月25日 「Helsingborg」

今日も再びスウェーデンへ。
先日はほとんどの時間をIKEAで過ごしたために町はほとんど見ることができなかった。
実際町を見てまわった感想としては、わずか5kmしか離れていないにもかかわらず、やっぱり違う国だと感じた。
建物の色彩がHelsingorに比べるとシックであり、また、建物の高さがわずかながら高く感じた。
このあたりのことは、いずれまた別の機会で書いてみたいと思う。
Helsingborg1 Helsingborg2 Helsingborg3
Helsingborgのメインストリート。 午前中だったので、人影はまばらだが、午後からは多くの人で賑わっていた。 高台から見た町の様子。Helsingorに比べると、建物の色数が少なく、全体的にシックな印象を与える。 海沿いに建つモダンなアパートメント群。 5、6棟並んで建っているが、それぞれ建物のデザインは異なる。このようなモダンな建築はデンマークには少ない気がする。

No.14 2004年9月22日 「スウェーデン初上陸」

前にもどこかで書いたことがあると思うが、僕の住むHelsingorという町は最もデンマークとスウェーデンが接近している町である。
対岸のHelsingborgまでは距離にして約5km、フェリーで20分である。
でも国境を越えるということに慣れていない日本人である僕にとっては、少し遠いところのように感じていた。
コペンなんかよりずっと近いのに・・・いよいよ、今日は国境越えだ。
フェリーにて フェリーの免税ショップ IKEA
フェリーからHelsingor方面を見て。  わかりにくいかもしれないが、中央から少し左に写っているのが世界遺産クロンボー城。  スウェーデンとの戦争が行われていた時代には重要な拠点だった。 フェリーの中の免税ショップ。  そう、20分といえども国境を越えるのだから免税ショップは存在するのだ。  たばこなども安く買える。物価の高い両国民にとってはありがたい存在。 Helsingborg到着後、さっそくバスに乗ってIKEAへ。  イメージしていた青と黄のサインでないことに少しがっかりしたものの、店内では存分に楽しませてもらった。

No.13 2004年9月19日 「デンマーク建築センター」

今日は、ブラック・ダイアモンドの運河を挟んで斜め向かいにあるデンマーク建築センターへ、「Re-Think」という展示会を見に出かけた。
展示のほとんどがデンマーク語でなされているため、細かい内容まで理解することはできなかったが、
デンマーク及び世界の今後の都市のあり方、というような展示であった。
展示設計はBruce Mauが手掛けており、小さい展示会場ながらも、展示計画、グラフィックデザインなど見るべきものが多く、
楽しい時間を過ごすことができた。(詳細はDESIGN SPOTにて)
デンマーク建築センター1 デンマーク建築センター2 デンマーク建築センター3
正面入ってすぐのところには、デンマークの名作家具が展示されていた。 このまま家具の展示が続くのかと思いきや、ここからは都市計画などのテーマになっていく。 Tシャツを模したボードには、それぞれのメッセージ。 床にはデンマークの地図が描かれている。難しい内容ながらも飽きさせない展示内容。 グラフィックの展示内容。色分けされた、わかりやすいアイコンのおかげで、 言葉がわからなくてもおおよその内容が理解できるように工夫されている。 ここには併設のブックショップやシックなカフェもある。

No.12 2004年9月17日 「日本人アーティストとの出会い」

友人がくれた一通のメール。
そこにはデンマークでアーティスト及びキュレーターとして活躍されている高田ケラー有子さんの記事。
僕の住む町から近いところに住んでいらっしゃるということもあって、
勝手に親近感を感じた僕は高田さんにコンタクトをとり、今日はじめてお会いすることに。
場所はコペンハーゲンから離れたFrederiksvaerkというギャラリー。
日本にいたころには聞いたこともなかった町で、日本人アーティストの作品展が行われているということに、不思議な感動と喜びを感じた。
やわらかな光が差し込むギャラリーで、高田さんたち3人の作品は素敵なハーモニーを奏でていた。(詳細はTHE OTHERSにて)
3人展1 3人展2 3人展3
展示会場入口に飾られた高田さんの作品。 写真ではわかりにくいかもしれないが、トレーシングペーパーが光を透過させて、さながらシャンデリアのよう。 日本人の美意識のようなものを感じる作品。床に置くという展示方法が、特にそのことを意識させる。  作品は白を基調に淡いトーンでまとめられて、やさしい雰囲気を醸し出している。 高田さんご本人。ご自分のアーティストとしての活動だけでなく、 日本のアーティストの作品をデンマークに紹介するキュレーターとしての活動もされている。 今回の作品展も「3人展」の名の通り、大学時代からの友人3人との共同開催の形式をとっている。

No.11 2004年9月5日 「CHRISTIANIA」

昨日のさわやかなビーチとは、180度変わって今日は一風変わった場所へ。
コペンハーゲン市内の「Christians Havn」という駅からほど近い「CHRISTIANIA」という地域。
1970年頃、ヒッピーたちが軍隊を追い払って創設した自治区である。
コペンハーゲン中心部にこのような地域があることに驚かされた。(詳細はACTUSにて)
christiania1 christiania2 christiania3
「CHRISTIANIA」のひとつの目印になる落書きアート。いたるところに落書きアートはある。 ストリートの様子。えさを待つ姿が愛らしい犬。このあと無事にえさをもらえていました。 一見、のみの市のような雰囲気もあるが、もう少しアングラでジャンクな感じ。 コペンハーゲン中心部では味わえない雰囲気。
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