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いつまでもくじけていられない。
まずはインターネットで見つけた雑誌の購入だ。
この雑誌で見つけたのがフォルケホイスコーレ。待ち焦がれていた恋人に会えた気分だった。
一般にデンマーク留学を志す人は、福祉か、建築か、家具を学ぶために留学する人が多い。
建築、家具などを学ぶ人の最高峰といえば、デンマーク王立アカデミーなどが有名だが、
大学を普通の文系しか出ていない僕にとって、王立アカデミー入学は宇宙旅行に行くのと同じくらい無理な選択だ。
加えていうと僕は英語が話せない。もちろん大学は出ているので、まったくできないわけではないが、
できないといっても過言じゃないレベル。TOEICで言うと半分くらいしかとれないのだ。
建築、家具などの専門的な勉強の経験なし、ついでに英語もほとんど話せない。
そこで上記のフォルケホイスコーレ。
デンマークの場合、18歳以上であれば、性別、国籍を問わず、無試験で誰でも入れる学校なのだ。(全寮制)
デンマークだけで90校以上もあるフォルケホイスコーレ。
学校の特色もそれぞれさまざまだ。以下におもな専攻とその専攻を行っている代表的なフォルケホイスコーレを紹介しよう。
<芸術・デザイン>
スカンジナビアデザイン・ホイスコーレ(デザイン・テキスタイル・写真など、比較的新しい学校でB&Oが使われているなど設備充実)
http://www.designhojskolen.dk
クラベスホルム・ホイスコーレ(美術・建築・デザインなど)
http://www.krabbesholm.dk
ホルベック芸術ホイスコーレ(芸術系の中では質が高いらしい)
http://www.selavi.dk
<家政・手芸>
カテミネホイスコーレ(別名「家政学校」を名乗っている)
http://www.kerteminde-hojskole.dk
スカルス手芸学校(日本人女性が多く留学している人気の学校)
http://www.skalshaandarbejdsskole.dk
<音楽・演劇>
南ユラン音楽・演劇ホイスコーレ(音楽・演劇が主な科目)
http://www.musikogteater.dk
<スポーツ>
オレロップ体育ホイスコーレ(日本人の留学者が最も多い学校のひとつ)
http://www.ollerupgymhj.dk
<語学>
カルー語学専門ホイスコーレ(デンマーク語を学ぶには最適)
http://www.kalo.dk
<映画・映像>
ヨーロピアン・フィルムカレッジ(ダンサー・イン・ザ・ダークにドグマフィルムなど最近のデンマーク映画界は成長著しい・・・)
http://www.efc.dk
<福祉>
エグモント・ホイスコーレ(日本人の先生もいるらしい)
http://www.egmont-hs.dk
http://elev-jp.egmonths.dk(こちらは日本語ページ)
<一般教養(デンマーク文化など)・・・>
アスコウ・ホイスコーレ(フォルケホイスコーレの伝統が息づいた学校)
http://www.askov-hojskole.dk
その他にも多くの学校があるけど、ここでは比較的これまでに日本人が多く留学している学校をセレクトしてみた。
多くの学校がデンマーク語で授業を行う。
デンマークへはじめて行く日本人がデンマーク語が話せることは稀なので、いきなりデンマーク語で授業されれば戸惑うだろう。
そんな時上記の学校であれば、日本人の受け入れ実績もあることから、英語さえある程度理解できればフォローしてくれる。
日本人のシャイな性格もわかってくれているから、生活面でも陰からさりげなく支えてくれる。
そうは言ってもすべてのフォルケホイスコーレのことを知りたい人もいるだろう。
そういう人はデンマークのフォルケホイスコーレ事務所に直接カタログを請求してみることを勧める。
英語でOK。住所、氏名、あとはカタログ請求と書いてメールするだけ。
だいたい1週間から10日で届く。たったそれだけのことだけど、送ってくるとうれしいもんだよ。
フォルケホイスコーレカタログ請求先 http://www.folkehojskoler.dk
もう少しフォルケホイスコーレのこと説明しておくと、期間などについてもさまざまに対応している。
サマーコース(2〜3週間程度の短期のコース)もあり、留学しやすくなっている。
仕事をしながら、フォルケホイスコーレへ留学してみたい人には最適なコースだ。
もちろんもう少し長いコースもあり、これは8週くらいから20週以上のコースまで学校によってさまざまだ。
このあたりは自分で行きたい学校が見つかれば調べてみて。
いろいろなフォルケホイスコーレを渡り歩くことももちろん可能だ。
そうそう最後に気になる費用のことだが、授業料、寮費など含めて月に約10万円。これはどの学校でもほぼ同じ。
デンマークの物価を考えた時、これはかなり安いと思う。
さて、僕はどうしたか?
僕の今回のデンマークへ行く目的は、自分が好きな北欧家具が生まれてきた国にできるだけ長く住むことだ。
具体的に言えば、建築を見に行ったり、家具メーカーを訪問したり、街並みなどを実際に見て、生活者として体感したいのだ。
長く住むための手段(ビザのこと、滞在費のこと)としてのフォルケホイスコーレなのだ。
そこで僕が選んだフォルケホイスコーレが、International People's College(IPC)。
コペンハーゲンから比較的近いこと(北へ電車で約1時間)、スウェーデンに近いこと(約5km)、そして名前の通り、
この学校のテーマが「国際」であることもあり、学校内の公用語が英語であることが決め手となった。
せめて英語ができるようにならないとメーカーに行ったり、フェアに行った時、聞きたいことも聞けないからね。
それにこの学校には世界中から学生が集まる(25〜30ヶ国)。世界中に友達ができるかも・・・。
そういうわけで、8月から12月まで4ヶ月の滞在先は決まった。
12月以降のことはIPCで生活しながら考えよう。
9年ぶりの学生生活だ。きっと楽しいことが待っているはず。
IPCのウェブサイト http://www.ipc.dk
<注意事項>
フォルケホイスコーレなどの情報に関しても、常に最新の情報をとるようにしてください。
ここでの情報は僕が情報をとっていたときのものですから、2004年1月から5月くらいまでの情報です。
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